代表者 : 高橋 阿貴
国際テニュアトラック教員の高橋 阿貴助教がご自身のご研究を、「アカデミストジャーナル」というウェブサイト上で詳しく解説しています。
ストレス関連疾患は女性の方が男性よりも2倍近く発症率が高いと言われています。高橋助教の研究により、雌マウスにおける社会的敗北ストレスモデルを作成し、そのモデルを用いて新たな生物学的基盤研究を推進することが可能となりました。過去の経験により、うつ病や不安障害に苦しむ方は少なくありません。本研究の成果を用いて、より適切な治療薬の開発につなげることが今後期待されています。
※注釈:社会的敗北ストレスとは、なわばり争い等で攻撃を受け敗北した個体が、長期間の敗北経験により、不安行動やうつ様行動などの行動変化が現れる状態
絵の出典: アカデミストジャーナル
雌マウスの社会的敗北ストレスモデルの確立 – 女性のストレス関連疾患を生物学的に研究するために
研究紹介記事へのリンク
筑波大学 注目の研究
雌マウスの社会的敗北ストレスモデルの確立 ~女性の暴力経験によるストレス関連障害を生物学的に研究するためのマウスを開発~
アカデミストジャーナル
雌マウスの社会的敗北ストレスモデルの確立 – 女性のストレス関連疾患を生物学的に研究するために
論文へのリンク
“Establishment of a repeated social defeat stress model in female mice”