研究成果発信・広報

研究成果発信・広報

研究成果は広報してこそ業績アップにつながります。論文の出版が決まったら、よく引用してくれる研究者や学会の知り合いに論文紹介のメールを送るのは効果的です。また、大学からプレスリリースをしたり、筑波大学研究者総覧(TRIOS)にこまめに業績を更新するなど、学内の広報ツールも利用しましょう。

また、TRIOSからは定期的にJSTが管理する「researchmap」へ情報がアップロードされ、その情報は「J-GLOBAL」の研究者情報にも反映されています。TRIOSは、学外の研究者情報の元になる発信源です。研究室や研究者個人サイトへのリンクや論文のDOIを積極的に掲載しましょう。さらに、筑波大学所属著者が学術雑誌に掲載した論文等は「筑波大学学術機関リポジトリ(以下:つくばリポジトリ)」に登録され、原則として、インターネット上で公開されます。教育研究成果(以下「成果物」という。)を学内外に無償で提供することにより、教育研究活動のさらなる発展への寄与と、情報公開の推進、社会に対する説明責任の実行にお役立てください。

コンテンツ

 

TRIOSの利用について

筑波大学研究者情報システム(Tsukuba Researcher Information Online System,以下「TRIOS」と表示)は、
① 研究者情報を登録・管理する
② 外部の文献データベースを援用して研究業績を一括して登録する
③ 筑波大学の機関リポジトリ「つくばリポジトリ」への登録を研究者自身が実行する
④ researchmap(http://researchmap.jp/)研究者情報とデータ連携を行う
⑤ 研究者総覧として研究者が公開可とした項目をインターネットを利用して公開する
などの機能をもつシステムです。

 

 <本件についての問い合わせ>
 研究推進部 外部資金課 研究者情報係 TEL.029-853-2934
 Email : trios[at]un.tsukuba.ac.jp ※ [at] を半角@に変更してメール送信ください。

オープンアクセス

オープンアクセス(以下OA)とは、学術論文に対して誰もがインターネットを介して無料でアクセスして利用できるようにすることです。OAによって、単に情報アクセスの平等が推進されるだけではありません。研究成果の共有と再利用が進むことで、さらに学際的な研究やイノベーションの創出を促進し、その成果を社会に還元するという波及効果があります。論文をOAにすると、著者にとっても次のようなメリットがあります。

・インターネット上で全世界の人に無料で論文を読んでもらうことができます。
・論文が引用される可能性が高まります。
・研究成果を社会に還元することができます。
・インターネットにつなげば、自分の論文をいつでも確認することができます。

筑波大学では、本学の社会貢献力の向上のみならず、大学ブランド力の強化としてもこれを重視し、2015(平成27)年11月19日に筑波大学オープンアクセス方針を採択いたしました。
本方針では、学術雑誌に掲載された論文等については、「つくばリポジトリ」に登録してインターネット上で公開することが原則となっています。

研究教育の成果発信(プレスリリース)

論文や学会などで研究成果を発表する場合は、First AuthorやCorresponding Authorであるかどうかにかかわらず、掲載誌等にアクセプトされた時点で広報室へご一報ください。

また、広報室では、新聞各社およびScience誌の発行母体であるアメリカ科学振興協会AAASが運営するオンラインニュースサービス、EurekAlert! へのプレスリリース配信も行っています。その他成果発信に関しては、適宜広報室にご相談ください。

 

大学ウェブサイト掲載

大学ウェブサイトの最新情報、受賞・表彰(教員・学生)等の情報掲載についての窓口とガイドライン【広報室】

 

イベントの告知・広報について

企画したイベント(シンポジウム、ワークショップ、研修会、研究会など)は、対象者別に下記媒体にて広報・告知が可能です。

学内者対象のイベント
学外者も参加可能なイベント

ロゴを使用する場合は、「筑波大学校章・ブランドスローガン視覚表現マニュアル」に基づき、「筑波大学校章等ロゴ使用申請書」の提出が必要です。 

※令和元年12月11日改訂