3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuの利用について
3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuの利用についてAbout NanoTerasu
本学は、官民地域パートナーシップによる次世代放射光施設である「NanoTerasu(ナノテラス)」を利用するためのコアリション(有志連合)について、研究力強化・産学共創の観点から令和5年度に参画いたしました。
ナノテラスは令和6年度より稼働しており、本学教職員はコアリションメンバーとしての利用料金で施設を利用することが可能です。(5.5万円/時間。年度あたり機関として200時間までこの金額で利用可能。)
本学は一般会員となっており、1次募集(利用日の2か月前~1ヶ月前まで)及び2次募集(利用日の約16日前~10日前まで、優先度の高い会員種別への配分確定後の空き枠から配分)、3次募集(空きがある場合のみ、利用日の1週間前~2日前まで)の予約が可能となっております。

NanoTerasu施設外観(東北大学青葉山新キャンパス内)
利用申請の流れ
毎月上旬に、PhoSIC事務局(ナノテラス事務局)から本学管理者へ予約募集開始の連絡がございましたら、本ページに予約情報を掲載いたします。
予約申請の〆切日を御確認頂き、利用様式に必要事項をご記入の上、研究推進部 研究企画課 研究推進係(suisin1[at]un.tsukuba.ac.jp※ [at] を半角@に変更)へ提出ください。
各申請者ごとに利用IDを登録します。(PhoSIC事務局への登録申請は研究企画課より行い、申請者へお知らせします。)
ID登録後、申請者ご自身でPhoSIC「ビームラインスマート予約システム」へ予約情報を登録します。詳細は下記をご参照ください。
〇PhoSIC「ビームラインスマート予約システム」
https://area31.smp.ne.jp/area/p/oanb1qflek0lipgoc2/8GXCgJ/login.html
〇PhoSIC「ビームラインスマート予約システム」 操作マニュアル
https://www.phosic.or.jp/manual_yoyaku.pdf
また、申請者は、PhoSIC事務局の運営する「放射線業務従事者等申請システム」への事前登録が必要です。こちらもご自身での登録をお願いいたします。
〇「放射線業務従事者等申請システム」(操作マニュアルはシステム内に掲載されています。)
https://radsafe.nanoterasu.jp/
一連の利用の流れについて、フロー図にまとめておりますのでご確認ください。
申請スケジュール(随時更新) [学内者専用ページ]
3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu 申請スケジュール
※毎月下旬~上旬に更新予定です。
ビームラインの仕様情報
引用元:PhoSICホームページ ビームラインマップ https://www.phosic.or.jp/
各ビームラインのビーム特性や実験ステーションの説明、測定例をご覧になれます。(PhoSICビームライン情報へリンクします)
ビームライン | 測定法 | 測定法(アドバンスト) |
BL07U | 軟X線吸収分光 (XAS), 軟X線光電子分光 (XPS) |
共鳴軟X線非弾性散乱 (RIXS), ナノX線光電子分光 (NanoESCA) |
BL08U | 軟X線光電子分光 (XPS), 軟X線吸収微細構造 (SX-XAFS) |
雰囲気軟X線光電子分光 (AP-XPS), オペランド軟X線 吸収微細構造 (operando SX-XAFS) |
BL08W_XRD | 粉末X線回折, 二次元X線回折マッピング |
表面X線回折, In-situX線回折 |
BL08W_SAXS | 小角X線散乱, 広角X線散乱・回折, Grazing incidence小角・広角散乱・回折 |
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BL08W_XAFS | テンダーX線XAFS, 硬X線XAFS |
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BL09U | HAXPES (硬X線光電子分光法) |
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BL09W | 白色X線CT, 白色X線イメージング |
4D-CT |
BL10U | 単色X線CT | マイクロビーム蛍光 マッピング, USAXS, XPCS, X線タイコグラフィー |
BL14U | 軟X線吸収分光 (XAS), 軟X線磁気円二色性分光 (XMCD) |
軟X線イメージング SXM,STXM |
その他のお知らせ [学内者専用ページ]
イベント開催情報等を掲載いたします。
3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu その他のお知らせ
リンク先
〇3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu(ナノテラス)HP
〇一般社団法人光科学イノベーションセンター(PhoSIC)HP
<本件についての問い合わせ> |