学者の杜について
学者の杜についてAbout 'Forest of Scholars'
「学者の杜(がくしゃのもり)」は、学内外のメディア掲載記事やプレスリリース等とresearchmapの論文業績や知財情報を研究者ごとに抽出可能なデータベースです。
論文はその分野の専門的な知識があることで、初めて研究成果を意義を深く知ることができますが、研究成果を幅広く活用することやこれまでにない新しい研究課題への発展のためには、異分野の研究者や社会の多様な事業に携わる人々に研究の価値を広めることが必要不可欠です。
研究者自身が研究の醍醐味や今後の展望を語るインタビュー記事は、その目的にもっとも適したコンテンツです。
世の中に多種多様の研究者データベースが運用されていますが、「学者の杜」は分かりやすく研究のイメージを伝えることに特化したデータベースといえます。
学者の杜の目的
1)専門家でない人にも研究の魅力を伝えたい。研究者の人柄も知ってもらいたい。
学術論文を読めばその研究の詳細を知ることができますが、同じ分野の専門家以外の人にとって、「さて、英語の論文を一通り読んでみよう」というのはなかなか難しいことです。
そこで、研究成果のプレスリリース記事や、大学広報のために制作されたインタビュー記事や動画、学外メディアの研究コンテンツなどさまざまなウェブ公開情報を研究者ごとにまとめて見せるデータベース「学者の杜」を開発しました。
これらのコンテンツを集めることで、学術論文からでは分からない研究だけでない研究者の興味の方向や、この研究を志すきっかけなど、研究者のパーソナリティに触れることが可能になりました。
2)研究者のセルフプロモーションのサポート
研究者の研究時間の減少は日本の国際競争力の強化に向けて改善が求められる大きな課題です。しかし、情報を発信し多くの人の目に触れることも新しい研究の可能性を高める大切な手段です。「学者の杜」はウェブ上の研究者の情報を本人に代わって収集・整理して発信します。
3)研究者支援や新しいコラボレーションを検討するための情報源
このシステムを開発したURA研究戦略推進室をはじめ、国内の大学・研究機関のURA(リサーチ・アドミニストレーター)では、複雑化する社会課題解決や新しい研究分野の創造を目指して、所属研究者と国内外の研究者のコラボレーションを検討しています。このような目的に沿って、私たちURAが目的の研究者を探索できるよう、キーワード抽出・キーワードが共通する研究者を抽出するほか、論文業績や論文のインパクトまでリンクするなどURAが使いやすいシステムをデザインしました。
収録対象
2015年以降、筑波大学を主たる所属機関とする教員。
検索機能について
1)研究者名で探す:日本語・英語のワードで検索が可能
2)キーワードで探す:日本語・英語のワードで検索が可能
and 検索:ワードの間にスペースを入れる
3)「Clear search results」:検索条件をクリアし、登録研究者一覧を表示する
表示情報提供元
学者の杜の掲載情報は全てウェブ公開情報で構成しています。
- researchmap https://researchmap.jp
- ジャパンリンクセンター(JaLC REST API) https://japanlinkcenter.org/top/index.html
- KAKEN 科学研究費助成事業データベース https://kaken.nii.ac.jp
- Semantic Scholar https://www.semanticscholar.org/
筑波大学のみなさまへ
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開発・運営
筑波大学 URA研究戦略推進室
305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1
産学リエゾン共同研究棟(ILC)206
https://ura.sec.tsukuba.ac.jp/ura/
お問い合わせはURA研究戦略推進室ウェブサイトのフォームをご利用ください。