
研究資金申請書作成において、研究の魅力や意義が十分に伝わらず、不採択となるケースが少なくありません。このような課題に対応するため、研究マネジメント室では研究構想を整理し、他者にわかりやすく伝える力を養うことを目的として「研究構想可視化ワークショップ」を試行的に実施してきました。
このたび、学振特別研究員及びSPRINGへ応募検討をしている学生やその指導教員等を優先対象として、博士後期課程学生支援プロジェクト(SPRING/BOOST)採択者による研究発表研究交流会に合わせて再度試行実施します。
本ワークショップでは、以下のような課題に対応します:
- 構想が曖昧なまま申請書を書き始めてしまう
- 専門外の審査員に伝わりにくい表現
- 研究の独自性や意義が伝わらない構成
- 不採択が続く中で視点が固定化してしまう
申請書の構想を再度見直したいかた、テーマを再構築したい方に最適なワークショップです。新たな視点で研究構想を見直してみませんか?
研究構想可視化ワークショップw/Spring交流会の概要
日時:2025年12月11日(木)・12日(金) 10:00–12:00 (2時間程度)
場所:国際会議場 大会議室 101
定員:各会最少開催人数2名 最大8名程度迄(優先対象者先着順)
対象者(優先順位):
1.学振特別研究員応募予定者・SPRING応募予定者、または本ワークショップに興味のある指導教員・研究者
2.その他研究テーマの設定に悩みを持つ大学院生、研究構想を可視化したい大学院生
3.研究に興味のある学群生
種別1:応募経験有・または、研究テーマが決まっている方
種別2:はじめて応募する方・研究テーマを再構築したい方
<実施内容> 2025年12月11日(木) 10:00–12:00 (2時間程度)
種別1:応募経験有・または研究テーマが決まっている方
ーーーワークの流れ(予定)(2時間程度)ーーー
・導入趣旨説明(10分)
・ワーク1 ペアワーク:30分(各15分)
話し手:研究の紹介(モノ・オブジェクトを活用し説明してください)
聞き手:バックキャストキャンバスを活用し理解した点をメモ(深く聞きたいポイントも)
・全体共有&質疑応答:20分(各5分)
・ワーク2 30分(各15分)
モノ:オブジェクトを活用した研究内容の深堀り(研究者相互ヒアリング)
・ワーク3 20分
紙芝居プレゼン案の作成
・発表時間(20分)
ーーー
活用する資料など
・研究バックキャスティング思考キャンバス
参考資料:https://ura.sec.tsukuba.ac.jp/kakenhi_files/ResearchCanvas.pdf
・「モノ:オブジェクト」を活用した研究の可視化
関連WS:「Visualize your Research」https://ura.sec.tsukuba.ac.jp/archives/19410
・紙芝居形式(わかりやすい10枚プレゼン)
<実施内容> 2025年12月12日(金) 10:00–12:00 (2時間程度)
種別2:はじめて応募する方・研究テーマを再構築したい方
・「探究マッピング(仮)」を活用した整理
・生成AIを活用した事前調査の試行
ーーーワークの流れ(予定)(2時間程度)ーーー
・導入趣旨説明(10分)
「探究マッピング(仮)」の作成
・ワーク1 「問い(テーマ)」の作成:(10分)
・ワーク2 生成AIを活用した事前調査の試行 説明:(10分)
ワーク2実施(15分)
・ワーク3 「探究マッピング(仮)」と研究骨子の作成(10分)
・ワーク4 他者の意見を聞く (15分)
・発表共有時間(20分)
ーーー
活用する資料など
・「探究マッピング(仮)」キャンバス
ポスター
申込み
問合せ先
研究マネジメント室外部資金獲得チーム:栗原、新道
uketsuke1[at]un.tsukuba.ac.jp
本ワークショップは、関西大学URA丸野氏と東海大学富田准教授(本学デザイン学博士課程在学中)が共同開発途中のワークショップです。


