筑波大学は、文部科学省ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)補助事業の分担機関の一つとして、海外遺伝資源の取得支援を実施しています。このたびはその一環として、インドにおける遺伝資源取得環境の最新事情を報告いたします。
日時:2018年3月26日(月)14:00-17:00
会場:筑波大学 東京キャンパス 121講義室(1階)
東京都文京区大塚3-29-1 https://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
<プログラム>(敬称略)
(1)ABSの大学・研究機関等での対応について
国立遺伝学研究所 知的財産室/ABS学術対策チーム 鈴木 睦昭 ・室長
大学等での遺伝資源ABS管理のあり方について、最新情報を盛り込んでお話します。
(2)インド遺伝資源事情 -NBPGRとNBAを訪問して-
筑波大学 生命環境系/グローバルコモンズ機構 河瀨 眞琴 ・教授
インドの生物多様性、特に遺伝資源アクセスについて、国家生物多様性局(NBA)と国立
植物遺伝資源局(NBPGR)への訪問によって得た最新情報についてお話します。
(3)インドの民族多様性と農業生物多様性 -ダメ元とダブルスタンダード-
人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 長田 俊樹 ・名誉教授
インドにおいて研究協力や遺伝資源へのアクセスを実際に行うためには、いくつかの課題
が存在します。遺伝資源アクセス等のスムーズな実現のためのポイントとして、インドの生
物多様性だけでなくインド社会の多様性を理解し、相互の信頼関係を構築するために何が必
要かをお話します。
質疑応答 & フリーディスカッション 進行:河瀨 眞琴
【参加申込先】
参加者様のご所属機関、部署名、お名前を、
筑波大学 生命環境系 岡田(okada.yoshihiro.gn[AT]u.tsukuba.ac.jp)まで
お申込みください(書式自由)。
※メールタイトルは「NBRP筑波大学申込」でお願いいたします。
※送信時には上記アドレスの[AT]部分を@に変更してください。
主催:筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC) 遺伝資源・国際共同研究部門
共催:国立遺伝学研究所 知的財産室 ABS学術対策チーム