注目の研究

硫酸性温泉紅藻が強酸性条件下でレアアースを効率的に吸収する

2014/10/01

筑波大学 生命環境系の蓑田歩助教らは、硫酸性温泉に生息する紅藻 Galdieria sulphurariaが、特定の条件下で、レアアースを選択的に回収することを明らかにしました。

高温・酸性条件に生息する硫酸性温泉紅藻Galdieria sulphurariaに着目し、この紅藻が、一定の条件下で、複数の金属を含む酸性溶液から低濃度のレアアースを高効率で回収することを見いだしました。さらにそのメカニズムが、従来提案されている微生物による金属回収方法とは異なるものであることを明らかにしました。

 

 

図 5つの異なる培養条件に適応する硫酸性温泉紅藻Galdieria sulphuraria

(①光合成のみで増殖する光独立栄養条件、②光合成と有機物の代謝の両方を行う光混合条件、③暗所で有機物のみを代謝する従属栄養条件、④100%二酸化 炭素通気条件で、光のみを利用して増殖する準嫌気独立栄養条件、⑤100%窒素通気で、暗所で有機物のみを代謝する準嫌気従属栄養条件)