「研究成果の論文は膨大な時間とエネルギー投資の産物。何千時間もにわたる研究、データ解析、執筆、査読突破のたまもの。その宝を伝えるべき人に確実に伝える努力としての10-20時間程度を惜しむべきでない」*
筑波大学URA研究戦略推進室はこの信念に基づき、研究ライバル、産業・公共セクター、市民へのターゲットに即した研究広報最適化に注力し、各種セミナー・ワークショップを実施します。
*Nature 536:113 (2016)最終パラグラフ
That said, a research paper is itself the end product of an extraordinary investment of time and energy. It takes thousands of hours of research, data analysis, writing and peer review, he says. “Shouldn’t you put at least 10 to 20 hours of work into making sure that you can get the message out to relevant people?”
研究分野の専門家でない一般の方でも読みやすい研究成果の一般メディア解説やプレスリリースを、専門家向けの論文業績(researchmap掲示情報)とを組み合わせ、自動で表示するウェブシステムです。筑波大学の全研究者をカバーし、検索エンジン機能を備えています。研究者自身が研究の発展性を解説した「研究者カタログ」もデータベースに収録しています。
筑波大学では、異分野共同研究を活性化する仕組みとしてリサーチユニットを推進しています。URAは、120のリサーチユニットの各代表にインタビューし、一般向け研究読み物を制作しました。
「ヒトは人の顔画像に注意を引かれる」という脳の特性に着目して、本学研究者に人々の目が向くことを意識付け、写真を活用した研究成果発信を促すことを目的とした高品質プロフィール写真制作プロジェクトを実施しました。
研究にリターンが期待できる情報発信手段やその頻度・ボリューム等について検討するワークショップを実施しました。(株式会社ロフトワークと共同)
研究者がグローバル競争で勝つためには、どのような戦略的情報発信をしていくべきかを異業種間で検討する会を実施しました。(株式会社ロフトワークと共同)