筑波大学URA研究戦略推進室

学内研究ファンド設計

研究者視点に立った
活用しやすい研究ファンドの設計

筑波大学URA研究戦略推進室は「研究戦略イニシアティブ推進機構」の戦略立案セクションのひとつとして、本学研究者の研究を深化・多角化して国際展開を後押しする学内研究ファンドを設計し、研究者が自身の研究を深化・多様化する機会を最大限に得るための施策を合わせて実施しています。

新型コロナウイルス緊急対策のための大学
「知」活用プログラム2020年度

2020年、COVID-19により実行が困難になった国際化推進のための学内公募プログラムに代わり、社会に寄与し大学研究も活性化すること、そして、「研究で社会の役に立ちたい」という研究者の気持ちを後押しすることを目指し、URAの制度設計により全国に先駆けてCOVID-19関連研究助成を実施しました(2020年4月28日公募開始)。このプログラムは、研究成果広報においてURAのサポートがある点が特徴です。特設のウェブサイト(筑波大学「知」活用プログラム)を開設し27のプロジェクトの成果をスピーディに一元的に発信しました。危機的状況だからこそ、市民に「社会における大学研究の役割」を理解されるチャンスでもあると期待しています。
医学医療上の課題のみならず、社会、経済、教育、心理、情報拡散、ヘルスケア、芸術にも課題を持つというCOVID-19の特性に対応して、本プログラムの採択者の専門はこれら多種多様分野を含みます。そこで、COVID-19に多方面から取り組む研究者の連携(同分野・異分野)を活性化するため、「COVID-19危機を一緒に考え挑む仲間に逢うワークショップ」を企画し、研究連携が始まっています。

研究力強化のための学内公募プログラム/研究加速型研究支援プログラム2013年度~

これらのプログラムは「研究戦略イニシアティブ推進機構」予算(大学資金)と研究大学強化促進事業費補助金を組み合わせて実施しています。

海外共同研究促進のための短期渡航支援プログラム

若手研究者が短期的に(2週間以内)国際的評価の高い海外ラボへの訪問や国際会議に参加することで、新たな研究インスピレーションや研究スキルの獲得、また国際研究人脈を形成することを助けます。

若手研究者中短期海外派遣プログラム

若手研究者が最長3ヶ月程度海外ラボに滞在し、研究ディスカッションや実験を行い、実質的な国際共同研究を進めることを助けます。

セミナー・ミニシンポジウムスタートプログラム

現在または近い将来重要性が高まる研究トピックに取り組む専門家を本学に招き、セミナー・ミニシンポジウム開催すると共に、専門家の滞在中に研究ディスカッションを深めることを助けます。

オンリーワン共同研究開拓プログラム

若手研究者が独自の実験・解析技術や独自の研究試料を国際会議等で広め、新たな国際共同研究を呼び込むことを助けます。

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