筑波大学URA研究戦略推進室

ワクワク、感動を研究者とともに

竹下 暢昭TAKESHITA, Nobuaki

若手研究者育成支援室

“研究者とCo-creatorでありたい” そのような思いを抱いてURAの一員となりました。様々な専門性をもつURAの皆さんから刺激を受けつつ、私との関わりが少しでも研究者の皆さんの発展や成長のきっかけになればと思います。よろしくお願いいたします。

これまでどのような道を歩んできましたか?

創薬研究でwhat’s newを追求して
薬学部の大学院を修了後、薬理学の専門性を基盤に国内製薬企業にて創薬研究者として臨床開発化合物の創出に寄与しました。東京大学で学位取得後、米国テキサス大学への留学の機会を経て、これまで炎症免疫、中枢、疼痛、骨軟骨疾患、循環器、代謝性疾患、稀少疾患など複数の疾患領域での病態研究やアカデミアなどとの共同研究、ドラッグリポジショニング研究などに従事し、最近ではデータサイエンスを活用したゲノム創薬研究や外部連携支援、若手研究者育成支援にも関与しました。創薬は総合科学であり世界との競争は厳しいものですが、それぞれの基礎研究や臨床開発の専門家とチームを組み、厳しさの中にも楽しさを感じながら、創薬をしてきました。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

論理的思考&傾聴&誠実さ&発想
良い信頼関係を築くことで物事が円滑に進むと思います。そのために、論理に矛盾がないこと、よく聞くこと、真摯に取り組むこと、そしてコミュニケーションの中から生まれる新しい発想を大切にしています。

今後の目標や展望を教えてください。

自身の成長と研究者の成長する姿を夢見て
リサーチ・アドミニストレーターとして信頼されるようになること。また、研究者の皆様に寄り添いながら、自身の経験や企業研究者の視点も考慮して新しい発想を生み出す機会や、研究者の専門性の強化と専門領域外の知見との融合、研究者のニーズに合った魅力的なソリューションなどを提供することで研究者の皆様の支援・育成につながる貢献ができれば幸せに思います。

KEYWORDSURAをもっと知る

  • 座右の銘

    転んでもただでは起きない

    創薬研究は成功するケースが少ないのですが、失敗の中からでも得られた知見を次の研究につなげて研究領域を広げたりネットワークを構築したりしてきました。

  • 出身地

    静岡市

  • 趣味

    卓球、スポーツ観戦、美術館巡り、書道

    卓球は学生時代からやっています。プロ野球、Jリーグや高校野球、NBA、コローの風景画や、字を見るのも好きです。時間があれば古都や遺跡巡りもしてみたいです。

  • 好きな本

    推理小説

    古いですが、アガサクリスティ、山村美紗、斎藤栄などの作品

  • 好きな食べ物

    寿司

    静岡では生シラスなどがおいしいです。

  • 今までで一番感動したこと

    化合物の有効性がヒトで確認されたことを聞いた瞬間

    自身が見出した化合物が米国での第2相臨床試験で患者さんへの有効性が確認されました。