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原子力レポート 核燃料サイクルは、いま… (5)放射性廃棄物の処理処分 |サイエンス チャンネル

概要

日本の原子力発電は、発電電力量の34.5%を供給するようになった。世界的には、米国、仏国に次ぎ、3番目の原子力発電大国である。しかし日本の原子力発電には核燃料サイクルの確立という課題がある。原子力の燃料であるウランは輸入に頼っており、発電以降は再処理、MOX燃料、高レベル廃棄物の取り扱いの煩わしさ、廃炉処理、放射性廃棄物の処理・処分問題がある。このように、燃料の部分(フロントサイド)から原子炉の廃止(バックエンド)まで、今後どのように考え、人間の英知でどのように克服していくのか。この番組では、各国等の原子力事情と日本を比較しながら、上記のプロセスにおける問題点の本質を追究しつつ、対応策への取り組み、考え方、諸事情などを紹介する。

出演者名・所属機関名および協力機関名

葛城奈海(MC 九条玲子役)(㈲プロダクション タンク),山崎功(MC 松岡俊充役)(㈱SOプロモーション),藤家さつこ(MC 早川郁恵役)(㈲プロダクション タンク),内山洋司 筑大教授(ゲスト出演  筑波大学機能工学系教授),日本原燃(株)  埋設計画部 岡本光雄 部長(日本原燃(株)  埋設事業本部埋設計画部),日本原燃(株) 貯蔵管理センター   貯蔵管理部 田崎耕一 部長(日本原燃(株) 再処理事業部貯蔵管理センター),JNC 処分研究部  山本純太 次長(核燃料サイクル開発機構  東海事業所