注目の研究

高齢者における複数の慢性疾患併存の社会的影響 ~年間医療費のみならず年間介護給付費も高額~

筑波大学ヘルスサービス開発研究センター 森隆浩准教授(東千葉メディカルセンターとのクロスアポイントメント)、田宮菜奈子センター長/教授らは、東京大学、東京都健康長寿医療センターとの共同研究により、千葉県柏市の後期高齢者医療レセプトと介護レセプトのデータを突き合わせた分析研究を行いました。

後期高齢者において慢性疾患の併存(多疾患併存)の度合いが高いほど、年間医療費のみならず年間介護給付費も高額であり、結果として年間医療・介護給付費の合計も高額であるという結果が得られました。医療・介護データベースの全国レベルでの連結が予定されており、今回の研究が全国レベルのデータを用いた医療経済的研究が進むきっかけとなることが期待されます。