発達障害シンポジウム2018
敏感さ、鈍感さってなあに?
ー個性的な感覚と共に生きる社会ー
発達障害のある多くの人は、感覚過敏や感覚鈍麻と呼ばれる特徴をもちます。周囲の人から共感を得ることが困難な感覚の問題は、多くの誤解をまねく原因となっています。しかし、こうした特徴は、健康な人にも見られる個性と連続していると考えられるようになってきました。発達障害に限らず、他の病気をもつ人や、健康な人でも”敏感な人”・”鈍感な人”はいます。こうした感覚を科学的に解明し、環境面で適切な配慮を行うことが求められています。本シンポジウムでは、こうした感覚の個性に関する研究知見と、発達障害の就労場面で必要とされる配慮について、一般にわかりやすく話題提供します。
日時:平成30年4月1日(日)13:30~16:00(開場13:00)
定員:150名
会場:西武所沢店ワルツホール
参加費:無料
13:30~13:40 開会挨拶
(筑波大学・教授/小山慎一)
13:40~14:05 「個性的な感覚世界の謎」
(国立障害者リハビリテーションセンター研究所・研究員/井手正和)
14:05~14:30 「高齢期に見られる過敏性」
(中央大学・教授/緑川晶)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:05 「頭痛になりやすい人、模様に敏感な人」
(筑波大学・教授/小山慎一)
15:05~15:30 「自閉症の人がはたらきやすい職場環境」
(立教大学・助教/大嶋玲未)
15:30~15:50 フロアトーク
15:55~16:00 ライト・イット・アップ・ブルーの取り組み紹介
閉会挨拶
(ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員長/櫻場敬子)