注目の研究

1週間前のキツめの運動が脳に効く! ―認知機能を標的としたスポーツコンディショニング法の確立に光明―

代表者 : 松井 崇  麻見 直美  征矢 英昭  

筑波大学体育系 松井崇助教、征矢茉莉子(大学院生)、麻見直美准教授、征矢英昭教授らの研究グループは、運動と高糖質食を組み合わせることで筋グリコーゲン量を高め、持久性能力向上に資するグリコーゲンローディング(Glycogen Loading;GL)が、筋だけでなく、学習・記憶能(認知機能)を担う脳部位である海馬のグリコーゲン量をも増加させることを初めて明らかにしました。

 

図 高糖質食摂取と運動を組み合わせたアスリートのスポーツコンディショニングであるGL は、筋グリコーゲン量を増加させ、持久性能力を向上させる。