注目の研究

らせん光と電気を用いた新しい光学活性高分子の合成法を開発(2016.10)

らせん光と電気を用いた新しい光学活性高分子の合成法を開発

2016/10/18

Image by bastinda18/Shutterstock

筑波大学数理物質系の後藤博正准教授は、世界で初めて、らせん光を用いた「絶対不斉電解重合」に成功しました。

本研究では、触媒にも液晶にもよらず、光と電気で不斉構造を誘導する新しい重合法として、円偏光パルスレーザーを照射しながら導電性高分子の電解重合を行いました。その結果、右回りあるいは左回りのらせん構造をもつ光学活性な高分子を選択的に合成しました。

 

図 緑色レーザー下での電解重合。(左)左方向から緑色パルスレーザーを照射しレンズを通して拡大、次に円偏光板を通して電気化学セルにパルス円偏光レーザーを照射しながら電解重合を行う。(右)レンズとレーザーを受ける電気化学セル。緑色レーザー下では効率的に不斉高分子を合成できる。

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